
椹谷(さわらたに)最上流の真谷にあり、比較的平坦な谷です。
最終地点の千畳の滝までの道中、6つの滝が楽しめます。
川原を歩きますが、上を見上げるとトウヒ、コメツガ、シラビソ、オオシラビソなどの亜高山樹林が観られます。
また、真谷へそそぐ支流の滝の周りには水ごけが生えています。
比較的歩きやすいコースです。
板状節理により造られた、この滝は、水が上段部分で30m余り落下し、その下からは階段状に落下するきれいな滝です。
溶岩が冷却して固結する際や、岩石の変形や風化によって生じた節理の形状の違いが特長的です。
がんだて公園で観られる柱状節理と異なり、横に平たい板状節理が特長的なコースです。
コース中には渡渉もありますので足元はフェルト底の靴が適しています。
また、動きやすい服装、雨具、弁当が必要です。危険個所にはロープ、クサリ等がついていますが、念のためヘルメット、簡易ハーネスをつけての滝巡りとなります。
K・Wさん(50代/女性) 千畳の滝を見るために荷物を置いて登る場所の少し下にある、細かなレースのような水がふんわりと流れ落ちる、「ふうわりの滝」です。(あ、巷には無名の滝なので、私が名付けました。)千畳に比べると随分小さな滝ですが、その優しさは他に比べるものがなく、とても女性的で優美です。