
滝めぐりコースの中で最長、最高所を巡るコースとなります。
それだけに道中では数多くのユニークな滝に出会えます。
遡行時期が限られるルートであるためにチャンスを逃すとなかなか行くことができないコースでもあります。
シン谷と尺ナンズ谷の合流地点に、パノラマの滝が現れます。
温泉成分などにより岩肌が白く染まっています。
パノラマの滝からは、コケむした森林帯歩きながら、百間滝へと向かいます。
川原を歩くことが多く時間がかかるコースですが、スケールの大きい滝が多く、また亜高山帯のコケむした森林帯、ゴゼンタチバナやシャクナゲなどの高山植物なども多くみられます。
9月下旬からは、紅葉も楽しめます。
コース中には渡渉もありますので足元はフェルト底の靴が適しています。
また、動きやすい服装、雨具、弁当が必要です。
危険個所にはロープ、クサリ等がついていますが、念のためヘルメット、簡易ハーネスをつけての滝巡りとなります。
N・Tさん(50代/男性) 豪快な滝、白い川、遡行、渡河、高巻き、急斜面とフルコース、時間も8時間と長いのですが、イチオシのコースです。